また、共有名義になっている建物の火災保険を契約する時に、契約者と被保険者を誰にしたら良いのか分からなくて判断できないということもあります。. 自動車保険の契約時などに「記名被保険者」という言葉に出くわすことがあります。普段の生活ではなじみのない言葉ですが、自動車保険の契約において非常に重要な要素の一つです。記名被保険者とは何なのでしょうか?また、どのように重要なのでしょうか? 住宅にかける火災保険を契約する際の契約者と被保険者が別人であっても問題はないのかと疑問に感じる方もいます。. 一般的に保険契約において、契約者と被保険者は同一人物であることが多いですが、別人であっても被保険者が同意をし申込書に被保険者本人が記入・押印するなどの諸手続きを経れば問題ありません。. セゾン自動車火災保険が「「契約者」と「主に使用される方(記名被保険者)」と「車両所有者」の違いは何ですか?」というよくあるご質問に回答します。 ただし、自動車保険や傷害保険などの場合は、契約方法によって契約者と被保険者が異なるケースもあるので一概には言えません。. 保険用語解説!保険契約者と被保険者の違いとは? 保険の見直しに欠かせないのが情報収集です。しかし普段、考えもしない生命保険。雑誌や本を読んでも難解な用語が並んでいて困っている人も少なくな … 2021 All Rights Reserved. 医療保険に加入する際、必ず必要となるのが契約者と被保険者、そして受取人です。その中でも聞き慣れないのが被保険者という言葉です。医療保険にとって非常に大切な存在となる被保険者ですが、契約者や受取人との違いをきちんと理解しておく必要があります。 損害保険における契約は、保険会社と契約者との契約です。. 火災保険(地震保険)も、他の保険同様、契約者(=保険料を負担 する人)と被保険者(=保険で利益を得る人=保険金を請求できる人) を保険加入時に決める必要があります。 家財だけでも…と書かれているので、建物と家財の火災保険を1契約 契約者と被保険者の違いとは?. 賃貸住宅を借りるときには必ず加入することになる火災保険。その名義は誰にするべきなのでしょうか?保険には「契約者」と「被保険者」という関係があることを知っておきましょう。 被保険者とは、保険の補償を受ける人または保険の対象になる人です。. 生命保険の契約において誰を契約者にするかはとても大切です。契約者・被保険者・保険金受取人についてわかりやすく紹介しています。生命保険の無料相談は保険見直し本舗にお任せください。 受取人:年金を受け取る人 個人年金の受取金にどんな税金がかかるかは、契約者と受取人の関係で変わります。 親名義の家に住むなど火災保険の契約者と所有者が違う(契約者と被保険者が異なる)場合、保険金は所有者(被保険者)に払われます。国税庁によると、火災保険の受け取り保険金には税金がかかりませんが、契約者死亡による火災保険の保険金相続には相続税がかかることがあります。, では、加入後もしも火災等が起きた場合、所有者は親名義のままであったとして、火災保険の契約者は保険金を受け取ることができるのでしょうか。, この記事では、火災保険の契約者と所有者が違う場合保険金は誰に支払われるのか、また保険金に対しての税金はかかるのかを、次のようなポイントから詳しく解説していきます。, もしも火災などの事故が発生した場合、建物や家財などの所有者に保険金を受け取る権利があるということになります。, もともと火災保険の契約者と所有者が違う状態であって、その後例えば親名義の家を譲り受けた場合に、名義変更をして所有者を変更しておけば事故が発生した場合に備えられるということになります。, 住宅ローンを利用した場合には、長期の火災保険に加入しますが、火災保険は保険金請求権に「質権」を付けていますから、その時は、被保険者ではなく質権者(金融機関等)に保険金が支払われることとなります。, ただし、繰上げ返済等で保険満期日を待たずに質権が解除された時は保険金は所有者に支払われます。, そもそも火災保険の契約の名義には契約者と被保険者があり、契約者は保険契約の当事者であり保険料を支払う人です。, そして、被保険者は火災保険の補償を受ける人すなわち保険金を受け取る人であり、保険の対象となる建物や家財の所有者となっています。, 最近では火災保険と地震保険をセットで加入している方が多く、地震保険は所得税や住民税の控除対象となっていますので、所得の高い人を契約者にすれば控除が受けられるのでお得になります。, そして、建物の場合共有名義で登記する方は多いはずですので、必ず全員を被保険者にしておきましょう。, 逆に所有者全員を被保険者にしておかないとスムーズな保険金の支払ができなくなってしまいますので気をつけましょう。, 火災保険の契約者は1人で、建物の所有者は共有名義や複数の名義となっていることはわかりましたが、では、もしも火災などの事故が起こった時に、契約者と所有者が違う場合、保険金を受け取った所有者に税金はかからないのでしょうか。, それは、火災保険は火災や災害などで受けた損害を穴埋めするものであり、保険金を受け取ることにより、利益は生じていないことから非課税となり税金はかかりません。, 例えば、もしも建物が全損したとして、そこで火災保険の保険金を2,000万円受け取ったとしましょう。, そこで建物を建て直すために1,500万円しか使わなかったとしても残りの500万円は課税対象ではありませんから税金を払う必要はありません。, また、大規模な災害などが起こった場合には、公的な支援金や義捐金を受け取れることがありますが、これについても非課税となっていますので税金はかかりません。, 上記のように契約者と所有者が違う場合、所有者全員が保険金を受け取ることができるのですが、この金額はどのように決められているのでしょうか。, 建物の登記をする際には、建物の所有者が1人の場合は1名記名するだけですが、共有や複数で建物を所有する場合には所有権の割合と共に記名をして登記することになります。, 登記の際の所有権の割合がそのまま持分割合となり、これが火災保険の保険金計算に反映されます。, ここで注意しなければならないのは、所有者に変更があった場合は保険金を受け取れるまでに時間がかかることとなったり、保険金請求時に所有者の持分の確認を登記事項証明書にて行われることもありますので、速やかに変更・訂正手続きを行いましょう。, 火災保険の保険金は原則税金はかかりませんが、火災保険の契約者が死亡したことにより相続した保険金に相続税がかかる場合があります。, 積立式の火災保険の場合、満期になれば満期返戻金が支払われますが、その満期返戻金が課税対象となってしまい税金がかかってしまうケースがあります。, 満期返戻金の受取者が契約者と同じであれば、一時所得となり所得税の対象となりますし、受取者と契約者が違っていれば贈与税の対象となってしまいます。, その他建物を相続した際に、火災保険も掛け直すよりもそのまま継続した方がお得なので名義変更をして火災保険も相続したとします。, その場合、これまで支払った積立金を受け取る権利も同時に取得するため、相続税の税金がかかってしまうことになります。, 契約者と所有者が違う場合の2つ目は、結婚・離婚したが名義変更をしていない場合です。, ここまで、火災保険の契約者と所有者が違う場合に保険金は誰が受け取るのか、そしてその保険金に税金はかかるのか、ということを解説してきましたがいかがだったでしょうか。, 今の自分に最適な補償を手に入れるためにも今一度ご加入の火災保険の確認をしてみましょう。, ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますのでぜひご覧ください。, これまでの解説を見てみると、火災保険の契約者と所有者が違うということはよくあるということがわかりました。, では、相続等で親名義の家を相続してしまって名義変更をしないまま、もしも事故が起きてしまった場合はどうなるのでしょうか。, その上保険金も請求しなくてはならないため、建物の名義変更の変更登記から火災保険の契約の変更まで全てが終了して初めて保険金請求ができることとなり、実際に保険金を受け取るまでにかなり時間がかかってしまいます。, そうならないためにも今後自分がこのような状況になった場合に、保険金をスムーズに受け取るためにも, では、火災保険の契約者と所有者が違う場合の名義変更が必要となるケースについて紹介していきます。, これは、上記でも述べたように親の相続や親からの贈与を受けて、今まで親名義だった家に自分が住むことになった場合には名義変更が必要となります。, 相続で自分名義に変更するということは、現契約者の親が死亡してしまったということがほとんどだと思われますから、火災保険の名義も確認する必要があります。, できれば相続をした時点で火災保険の名義や補償内容の確認、または火災保険自体の見直しをてみるのも良いかもしれません。, ただし、現在加入の火災保険が積立型の場合満期返戻金が相続財産の一部となってしまうため複数の書類が必要になりますので事前に確認しておくことをおすすめします。, 2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。, 結婚前に共有名義で家を購入してその時点では旧制だったが、その後名字を変更していなかった, 夫婦共有名義で建物を取得したものの、離婚によりどちらか1名のみの名義になったが変更されていなかった, もともと建物の所有者は単独名義だったが、離婚の際の財産分与で共有名義に変更していなかった. 契約者と被保険者は同一の人であることもあり、別人であることもあります(注10)。. 親名義の家に住むなど火災保険の契約者と所有者が違う(契約者と被保険者が異なる)場合、保険金は所有者(被保険者)に払われます。国税庁によると、火災保険の受け取り保険金には税金がかかりませんが、契約者死亡による火災保険の保険金相続には相続税がかかることがあります。 保険の対象の所有者(被保険者)とは、補償を受けられる方のことです。保険金の受取人は保険の対象の所有者(被保険者)になります。保険の対象の所有者(被保険者)がご契約者と異なる場合は、「保険の対象の所有者(被保険者)」欄に所有者の指定があるかご確認ください。 保険契約における契約者とは、保険会社に対して契約の申込みを行って保険料を支払う人であり、契約の当事者です。では火災保険などにおいての被保険者とは誰なのか、契約者と異なるケースはあるのかなど、内容を理解しておくようにしましょう。, 保険契約において、保険の被保険者とは補償を受ける人、もしくは保険の対象となる人です。契約者と被保険者は同じ人の場合もあれば、異なる場合もあります。, 火災保険など損害保険においての契約の場合、保険会社と契約者との契約になりますので、契約者は契約の申込みを行う人となり、成立すれば保険料の支払義務を負います。, 保険料の支払義務以外に告知義務を負い、さらに契約解除する権利や、解除した時の保険料返還分を受領する権利もあります。, 被保険者も契約者同じく告知義務を負いますが、契約者と同じ人でない場合には保険契約の当事者ではありませんので、事故が発生した時の保険金請求権以外の権利(契約解約権、保険料返還請求権)などはありません。, なお、契約者も被保険者も個人でなければならないという訳ではなく、法人で契約は可能です。, 損害保険の場合、被保険者は基本的に補償対象になると同時に、保険金など支払いを受けることになりますが、生命保険の場合は、ケガや病気などが保険の対象である人を被保険者、保険金など支払いを受ける人は受取人と区別されます。, 住宅や家財が対象になる火災保険など損害保険の場合、契約者と被保険者は同じ人であることが一般的です。ただし、自動車保険や傷害保険などの場合は、契約方法によって契約者と被保険者が異なるケースもあるので一概には言えません。, 親が家族全員を補償対象として家族傷害保険を契約する場合もありますし、火災保険に付帯して個人賠償責任保険などに加入するケースもあります。そうなると契約者であり保険料を支払うのは親ですが、被保険者は親、配偶者を含む家族全員です。, また、所有者が親の家に子が住んでいる場合、親が契約者となり火災保険に加入して保険料を支払うことになるでしょうが、事故が発生して保険金を請求できるのは物件の所有者である親です。, このようなケースにおいては、子は自身が所有している家財に対して火災保険に加入することが一般的です。, 契約者と被保険者が同じ場合、そうでない場合など、保険契約によって様々ですが、一度自身が既に加入している保険の内容を確認しておくと安心です。. 契約者とは、保険会社に契約の申込みをして保険料を支払う人で、契約の当事者です。.